ハンディ型の三次元測定機を解説
ハンディ型三次元測定機は、軽量で持ち運びができる測定機器です。従来の据え置き型測定機では対応が難しかった現場や大型の部品の測定が可能になります。本記事では、ハンディ型三次元測定機の特徴やメリット、デメリットについて解説します。
ハンディ型の代表的なメーカーとその製品
キーエンス WMシリーズ
引用元:キーエンス公式HP
https://www.keyence.co.jp/zwm_002
WMシリーズは、ハンディタイプの強みを活かし、大型製品の寸法や形状を誰でも簡単に測定できるツールです。持ち運び可能なため、現場で正確なデータ取得が簡単に行えます。
- ひとりで簡単に測定
大型製品でも一人で正確に測定が可能です。
- 持ち運び可能
ポータブルサイズで現場での即時測定に対応します。
- 高い精度
寸法や幾何公差、形状を正確に測定できます。
詳しいスペックが知りたい方は、公式HPで無料のカタログをダウンロードできます。
キーエンスの三次元測定機
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東京貿易テクノシステム Leica T-Probe
引用元:東京貿易テクノシステム公式HP
https://www.tbts.co.jp/product/3d-measuring/laser-tracker/leica-t-probe/
Leica T-Probeは、中小サイズだけではなく広範囲かつ高精度の測定を要求される航空機や大型製造業での用途にも対応可能です。人間工学に基づいた設計とワイヤレス操作により、作業効率が向上します。
- 広範囲な測定能力
Leica T-Probeは、ライカレーザートラッカーAT960との組み合わせで、最大60mの直径範囲で高精度な非接触測定が可能です。大型ワークや航空機など、従来のシステムでは測定が難しい対象物にも対応します。
- 優れた操作性と携帯性
T-Probeはワイヤレスで軽量な設計(570g)により、隠れた箇所や測定が難しい部位も容易に計測できます。マルチスタイラスのセルフ認識機能やサウンドフィードバックなどで直感的な操作が可能です。
- 高い精度とパフォーマンス
T-Probeは1,000点/秒の高速測定が可能で、±35μmの高精度を実現。これにより、効率的かつ精密な測定を行うことができます。バッテリーは最大12時間持続するため、長時間の連続使用にも対応します。
製品概要
| 測定領域 |
要問い合わせ |
| 許容角度 |
要問い合わせ |
| 計測精度 |
要問い合わせ |
| 価格 |
要問い合わせ |
参照元:東京貿易テクノシステム公式HP
https://www.tbts.co.jp/product/3d-measuring/laser-tracker/leica-t-probe/
東京貿易テクノシステムの三次元測定機
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大型ワークの検査に適した
三次元測定機・レーザートラッカー3選
当サイトでは、大型検査におすすめ三次元測定機・レーザートラッカーを3製品紹介。いずれも卓上では測定の難しい中・大型ワークに対応している製品と、メーカー企業についての情報を記載しています。
大型ワークの検査は、測定の作業効率や取り回しの良さ、環境耐性など、測定対象や環境に合わせて重視する性能・特性を考えることが重要です。ぜひ、使用状況を鑑みながら、装置選定の参考にしてみてください。
ハンディ型の三次元測定機の特徴と得意領域
ハンディ型三次元測定機は、その名の通り手持ちで使用できるポータブルな測定機器です。
- 製造業での精密測定
部品の形状や寸法の正確な確認が求められる場面で有効です。門型の三次元測定機の補完ツールとして、現場で迅速な検査が可能です。
- 現場での多用途性
取り回しがきき、狭い場所や電源が取りづらい場所など様々な環境で使用できるため、製造現場や事務所など、測定室に依存せずに使用できます。
ハンディ型の三次元測定機のメリット・デメリット
ハンディ型三次元測定機は、携帯性や操作性の高さに加えて、様々な産業や分野で活用されています。高精度な測定を現場で迅速に行えるため、従来の固定式測定機ではカバーしきれなかったニーズにも対応可能です。しかし、その特性ゆえの利点とともに、いくつかの課題も存在します。
ハンディ型の三次元測定機のメリット
- 柔軟性の高い使用環境
測定室を必要とせず、温度や湿度に対して幅広い環境で使用可能なため、現場や工場内での利用に適しています。移動が困難な大型部品の近くに機器を持ち運ぶことができ、効率的な測定が可能です。
- 使いやすさ
ワイヤレスで使用でき、初心者でも簡単に操作できるモデルが多く、専門知識がなくても利用できます。複雑なプログラミングやキャリブレーション作業が不要で、直感的な操作が可能です。
- コスト効率
従来の門型三次元測定機は設置スペースや運用コストが高い一方、ハンディ型は導入コストが低く、追加のスペースを必要としません。
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ハンディ型の三次元測定機のデメリット
- 精度の限界
ハンディ型測定機は高い精度を持っていますが、門型の三次元測定機に比べると精度に限界があります。厳しい公差が求められる場合には、据え置き型測定機の方が適している場合があります。
ハンディ型の三次元測定機のまとめ
- ハンディ型の三次元測定機は軽量で、場所を選ばずに測定できる点が強み
- 高精度な測定が可能で、リアルタイムでデータを確認しながら作業が可能
- 自動車や航空機製造、建設業など多岐にわたる分野で利用されている
ハンディ型の三次元測定機は、柔軟で効率的な測定を実現するツールとして、製造業から文化財保護まで幅広く活用されています。軽量かつ持ち運び可能なため、固定された測定室に依存せず、さまざまな環境で使用できる点が大きな強みです。
初心者でも扱いやすく、リアルタイムでデータを取得できるため、作業効率が向上します。今後も多くの分野で活用されていくでしょう。