精密機械の三次元測定機活用例

精密機械の大型検査における三次元測定機の活用例

自動車業界の大型精密機械 設計ミスの発見

自動車業界では新型車両を設計する際、部品のフィット感や形状の正確さを検証するために三次元測定機が活用されています。

三次元測定機を利用することにより、早期に設計ミスを発見でき、その時点で修正することで開発コストを削減できます。さらにはプロジェクトのスケジュール遅延を防ぎ、納期を遵守することにつながります。

航空産業の大型精密機械 製造精度の確保

安全性が重要視される航空産業においても三次元測定機は不可欠です。中でも航空宇宙産業では、複雑な部品の製造精度を確保する必要があります。

高度な精密さが求められる製品の精緻な測定を実現するために三次元測定機を活用しており、品質保証を強化しています。

医療の大型精密機械 患者に優しい形状や機能の実現

医療機器は患者の負担を考慮した優しい形状や機能を実現するため、さまざまな工夫がされています。三次元測定機を使用することで、より患者への身体的負担を削減できるよう、設計プロセスでの改善点発見や品質向上に重要な役割を果たします。

精密機械の大型部品検査に適している測定方法

  • 非接触式三次元測定機(レーザー測定)
    レーザーや光学センサーを用いた測定方法。触れることが難しい部分や複雑な曲面がある部品に適しています。
  • 接触式三次元測定機(CMM)
    精密な測定が求められる部品向けの測定方法。ミクロン単位の精度で寸法を測定できます。
  • ハンディ型(ワイヤレスプローブ)の三次元測定機
    持ち運びできるため、固定された大型部品の測定や製造ラインでの測定に適しています。
  • 光学測定機(フォトグラメトリー)
    カメラでスキャンした画像を元に三次元形状を解析する測定方法。表面形状を測定するのに適しています。
  • レーザートラッカー
    レーザー光を使って広範囲を測定できる方法です。

精密機械に適している三次元測定機の選び方

  • 測定対象のサイズを測定範囲がクリアしている
  • 非接触式で取り回しが良い
  • 軽くて持ち運べるサイズ感

大型精密機械は、数万個にもおよぶ小さな部品を高い精度によって構築した機械です。例えば自動車や航空機、ロケット、病院で検査に使うCTスキャンやMRIなどがあげられます。

製造するものが大型のため、測定範囲が測定対象のサイズに対応できるかどうかを確認しましょう。

またパーツごとの測定や動かせないものを測定するためには、軽くて持ち運べるサイズ感も重要。

さらには非常に複雑で精密な機器のため、触れずに測定できる三次元測定機を選らぶのがおすすめです。

大型ワークの検査に適した
三次元測定機・レーザートラッカー3選

当サイトでは、数ある三次元測定機の中から、大型検査におすすめ三次元測定機・レーザートラッカーを3製品紹介。

いずれも2m以上の中・大型ワークを測定可能としている三次元測定機なので、ぜひチェックしてみてください。複雑な形状への対応や、作業効率・取り回しの良さ、環境耐性など、製品によっておすすめのポイントは異なります。測定したい大型部品に合った三次元測定機を選びましょう。

キーエンス公式サイトへ
測定対象別
三次元測定機・
レーザートラッカー3選

ここでは、卓上に乗らない大型サイズのワークを対象とした検査において、測定サイズごとに適した性能・特徴を持つ三次元測定機やレーザートラッカーと、そのメーカーについて紹介しています。

自動車からプラントまで
現場での効率重視の検査なら
キーエンス

WMシリーズ

キーエンス公式HP
画像引用元:キーエンス公式HP(https://www.keyence.co.jp/products/3d-measure/cmm/wm/get-pricing/)
ワイヤレスプローブにより大型の測定もひとりで簡単に

取り回しの良いワイヤレス式で、接触式(プローブ)と非接触式(レーザー)の2種類が選択可能。寸法・形状を省人かつ効率的に測定できるハンディ型の測定機
手元に搭載されたタッチパネルによりその場でPCと通信でき、ひとりでもスピーディな測定を実現します。

測定範囲 1.0~25.0m
指示誤差 ±(28 + 5L/1000) μm
大型の金型など
複雑な形状の検査なら
FARO

Quantum Max FaroArm

FARO
画像引用元:FARO(https://www.faro.com/ja-JP/Products/Hardware/Quantum-FaroArms)
奥まった形状の測定でもアーム範囲内なら死角なし

手ぶれ・ミスの少なさから安定して操作でき、複雑な形状の対象物の測定で力を発揮する多関節アーム型の測定器
8軸テーブルを使用することで、一度のセットアップでさらに様々な角度からの測定が容易になります。

(※接触式測定の場合)
測定範囲 2.0~4.0m
指示誤差 ±25~76μm※
建造物や地形測定
屋外での検査なら
HEXAGON

Absolute Tracker AT960

HEXAGON公式HP
画像引用元:HEXAGON公式HP(https://hexagon.com/ja/products/leica-absolute-tracker-at960)
強力な防塵・防水仕様で屋外環境でも正確な測定

密閉型ユニットが粉じんなどの汚れの侵入を防ぎ(IP54相当)、屋外環境でも問題なく使用できる測定機
本体搭載の環境ユニットが気温、気圧、湿度条件をチェックし、外部要因に合わせて検査結果を補正します。

測定範囲 ~80m(最大160m)
指示誤差 ±15μm +6μm/1m※
(※参考:[PDF]キーエンス公式HP https://www.keyence.co.jp/download/download/confirmation/?dlAssetId=AS_107457&dlSeriesId=WS_SR57355&ad_local=CDc&wl=1
(※参考:FARO公式HP https://www.faro.com/ja-JP/Products/Hardware/Quantum-FaroArms
Euni 測定値と公称値を比較した2点間の距離誤差)
(※参考:東京貿易テクノシステム公式HP https://www.tbts.co.jp/product/3d-measuring/laser-tracker/leica-at960/
Uxyz 最大許容誤差として明記し、ASME B89.4.19-2006 & draft ISO 10360-10 に従い算出、指示がない限り精密ライカ1.5’’レッドリングリフレクタを使用)