三次元測定機を活用して、効率的に大型ワークのサイズを測定できます。
例えばRCセグメントは鋼製枠にコンクリートを中詰めしたプレキャストコンクリートですが、大型のRCセグメントの測定は、通常コンベックスや長尺ノギスを使用して2人で行います。また測定する箇所が多く、非常に多くの工数が必要です。
三次元測定機を使用すると、効率的に1人でサイズを測定できるようになります。
R径や反り、うねり、弧長なども三次元測定機で測定できます。これらは重要な測定項目で、現場でスムーズに組み立てを進めるために、厳密な精度検査が求められます。
三次元測定機は高い精度で測定できるので、これまで実際に施工を進めるまでわからなかった接合不良や組み上げを行う際の危険性などをあらかじめ評価できます。
プレキャストコンクリート製品は、コンクリートを型枠内に投入、型枠に振動を与えて締め固めることで製造が行わますが、寸法不良を発生させないためには型枠の精度もまた非常に重要です。繰り返し使用している型枠の圧力や振動、経年劣化などで寸法が変化していないことを三次元測定機を用いて確認します。
寸法が変化していた場合には型枠を修正・交換できるので、不良が起きる前に不適合品の発生を防ぐことができます。
選定ポイントとしてまず挙げられるのは測定能力の精度です。プレキャストコンクリート製品においては、各部材を高い精度でつなぎ合わせることが求められますが、そのためには製品が寸法通りに製造されているかどうかを確認することが必要になってきます。
また大型の製品を測定する場合は特に、測定対象のサイズと導入しようとしている三次元測定機の対応サイズが合っているかを確認すること、さらに測定に要する時間も確認しておきましょう。
当サイトでは、数ある三次元測定機の中から、大型検査におすすめ三次元測定機・レーザートラッカーを3製品紹介。
いずれも2m以上の中・大型ワークを測定可能としている三次元測定機なので、ぜひチェックしてみてください。複雑な形状への対応や、作業効率・取り回しの良さ、環境耐性など、製品によっておすすめのポイントは異なります。測定したい大型部品に合った三次元測定機を選びましょう。
ここでは、卓上に乗らない大型サイズのワークを対象とした検査において、測定サイズごとに適した性能・特徴を持つ三次元測定機やレーザートラッカーと、そのメーカーについて紹介しています。
WMシリーズ
| 測定範囲 | 1.0~25.0m |
|---|---|
| 指示誤差 | ±(28 + 5L/1000) μm |
Quantum Max FaroArm
| 測定範囲 | 2.0~4.0m |
|---|---|
| 指示誤差 | ±25~76μm※ |
Absolute Tracker AT960
| 測定範囲 | ~80m(最大160m) |
|---|---|
| 指示誤差 | ±15μm +6μm/1m※ |